みきけいこのフォトーク!

写真と、日々のあれやこれやのよしなしごと

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【写真】心をとろかす魔法の言葉 その1

出張撮影という仕事をしているにも関わらず、結婚式当日の写真は基本的には受けていなかった。 理由は… ストロボは使用せず自然光での撮影なので、式場のように暗めの室内の撮影では対応できない可能性があること。また段取りに精通したウエディング専門のカ…

【写真】語りかけてくる手を見つめて

昔から、手の写真というのが割合に好きだ。 そのせいか、以前に撮影に行かせていただいた結婚式でも… 無意識に手元の写真をあれこれ撮っていたことに、後で現像している時に気がついた。 ブーケを支え持つ新婦の、わずかな緊張を湛えた薄いレースの手袋に包…

【撮影】安佐南区のアントレ整体院

広島市安佐南区川内にある、アントレ整体院へ撮影に行かせていただきましたので どんな写真を撮ったのかと一緒に、整体院のご紹介をさせていただきます。 ブラインドで外からは見えないけれど、光はしっかり入る気持ちの良い施術室。 まずは問診でしっかり身…

写真とは、過去と未来を結ぶもの その3

母方の祖父はカメラ好きで、初孫である自分は幼い頃から ことある毎に写真を撮ってもらっていた。 幼稚園や小学生の頃は祖父の家に行くと、何冊もある自分の名前を 冠したアルバムを繰り返し眺めたものだ。 ひとりでじっくり眺めることもあれば、写真を見な…

写真とは、過去と未来を結ぶもの その2

3歳前後の思い出は。 毎晩ぬいぐるみを抱いて眠るのに、朝起きたら腕の中ではなく 布団の上に移動しているのがとても不思議だった。 一緒に寝ていた祖父に「なんで外に出とるん?」と尋ねたら、 たぶん適当なことを言われたのだろう。 何だか釈然としなかっ…

写真とは、過去と未来を結ぶもの その1

周りの人の話を聞くに。 どうやら自分は幼い頃の出来事をよく覚えている方らしい。 振り返って、1番古い記憶は2歳の頃だろうか。 家の駐車場で砂遊びをした後で、バケツをそのまま放置していたら。 仕事から帰ってきた父の車に轢かれて割れてしまい、 悲しく…

大人が写真を撮るとき その4

「大人が写真を撮るとき」シリーズとして掲載している、 今回のこの宮島フォトツアー。 お祖母様の米寿のお祝いということ以外にも、もうひとつリクエストがあった。 それが「年をとってしまった愛犬を、今のうちにたっぷり撮影して欲しい」 というもので。 …

大人が写真を撮るとき その3

家族写真といえば、まず確実にリクエストされるのが集合写真なのだけれど… ぶっちゃけるならば、そんなに得意な方ではない。 というか、何カットかを連写で撮って数十枚のストックがあっても。 ほぼ必ず誰かが目を瞑っていたり、カメラのレンズ以外を 見てい…

大人が写真を撮るとき その2

大人は、写真を撮られる機会が少ない。 さらには撮られること自体を好まない人も多い。 だけれども、この撮影の中でお客様もおっしゃられていたのだけれど。 人間いつでも「今日がこれからの人生の中で1番若い」のである。 であるからには、写真を撮るのであ…

大人が写真を撮るとき その1

最初にご依頼を伺った時に「素敵だな、羨ましいな」と思った。 自分には訪れなかった幸福の形は、いつでも眩しい。 「祖母の米寿のお祝いに身内で集まるので、宮島で撮影をお願いしたい」、これはそういうご依頼だった。 少し我が家の話をさせてもらうと。か…